韓国ダービー優勝の藤井勘一郎騎手、今秋のJRA騎手試験受験へ 馬術の元韓国代表が協力

ヤン・ヒウォンと藤井が意気投合しているのは、藤井が自身の夢である「日本中央競馬会(JRA)所属競馬選手に
なる」を叶えるためだ。 目標は今年10月のJRA騎手試験。

KRA韓国馬事会釜山慶南（キョンナム）競馬公園教官であるヤン・ヒウォンは総合馬術の元韓国代表で、
1998年バンコクアジア大会に出場した。藤井は2012年グランプリ・5月韓国ダービーで優勝した、韓国で最高の
騎手だ。二人は現在、師弟関係を結んでいる。藤井が馬術を習おうと師匠を探し、会話が可能なヤン・ヒウォンを
指導者に迎えた。 藤井はオーストラリアで騎手生活を始めて英語でコミュニケーションが可能で、ヤン・
ヒウォンも米国留学生活が長く英語に堪能だからだ。

韓国では最高の騎手と言える藤井だが、日本で騎手になるには基本馬術(馬を扱う乗馬術)が求められる。
藤井はまだこの部分が足りない。 競馬は馬に跨って速く走らせるだけで良いが、馬術は馬と会話しなければ
ならない種目で、一次元さらに高い段階なのである。

藤井は、韓国で騎手として活動しながら馬術訓練をしても十分にJRA騎手試験の準備が可能だと判断し、
挑戦することにした。 韓国の騎手試験科目(基本障害・基本馬場馬術)は日本のJRAと90%以上似ている。

ヤン・ヒウォンは藤井に馬場馬術を基礎からじわじわ教育している。 ヤン・ヒウォンは「今年4月から運動を
始めた。 藤井は基本技が上手く行っており、大変だとしながらも目標のために着実に努力している。現在は
毎週水曜日に私とともに運動している」「まだ満足できないが、実力はかなり上がっていて、今年10月なら
目標水準にある程度到達できそうだ」と明らかにした。

挑戦者の立場である藤井は「私は11才の時から競馬を観戦し、騎手になることを夢見た。 だが、日本で騎手に
なるのは競争が激しくて難しかった。とりわけ体重要件が満たせず、もう少し多くの機会があるオーストラリア
行きを選んだ」として、「今回の機会にヤン・ヒウォン教官の助けを受けて夢をかなえたい」と抱負を明らかにした。
(翻訳・文責：恥痢塵φ ★)

http://m.media.daum.net/media/culture/newsview/20130605070104086

騎手は馬術の人たちに劣るか。馬術うまいやつほどトップ騎手になれますね

そもそも競技の性質が違うからどうなんだか。