産経新聞 2013年2月2日(土)18時25分配信
【競馬サイドストーリー】
年間売り上げが2兆円を超えるJRA。レースの運営だけでなく膨大な数の関連企業を抱え、潤沢な
資金をバックにさまざまな関連業務も展開している。そのほとんどは子会社への随意契約だったが、
最近ようやく世間並みに競争入札を取り入れ始めた。とはいえそこは“ガリバー”、歩みは遅遅として
いて、コストカットに泣きまくっている民間企業が聞くとビックリするほどだ。
■マスコミ寮をめぐる激変
栗東トレセンに隣接し、調教取材担当の新聞記者らに拠点を提供している報道用宿舎(マスコミ寮)
の管理運営会社が、1月から別会社に切り替わった。主な業務は部屋の掃除や食堂の運営など。
特別なスキルが必要なわけではないから驚くには当たらない…と思うかもしれないが、宿舎を利用
してきたマスコミ関係者は心底ビックリした。なにせ、今まで請け負っていたのがJRAの外郭団体中、
最大手の会社で、形の上こそ単年契約だったが、ン十年にわたって管理を任され続け独占状態だっ
たからだ。
それが今回に限って競争入札に負け、民間企業に譲ったのだ。「長くトレセンで取材してきたが、
まさかあそこが入札漏れするなんて」とベテラン記者も目を丸くした。
同社は、ウインズの営繕保守をはじめ、調教監視や売店運営、飼料調達、競走馬のゼッケン製造
まで多種多様な業務を一手に引き受けてきた。当然ながら、OBが多く天下っているとウワサされ、多く
が随意契約。競争契約の場合でも入札率は限りなく100%に近かった。
それが負けてしまったのだ。
>>2
につづきます。
□Yahoo!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130202-00000563-san-horse
▽栗東トレーニングセンターではJRAの多くの関連会社が業務を下請けしている
のつづき。
■随意契約がメーンだった
中央競馬の開催者であるJRAは単に運営母体というだけではない。巨額の売り上げをベースに補助
金や委託金を各方面にバラまく。いわば利権の“大もと”のような存在。そして機関誌の「優駿」を発行
するピーアールセンター、競走馬の運送を請け負う日本馬匹輸送、発走業務を専門にする日本スター
ティング・システム、競馬有料放送のグリーンチャンネルなどが“下請け”の存在だ。
これらの委託料や利用料はいずれも世間相場より高い。グリーンチャンネルの視聴料の高さはファン
だったらよく承知している。さらにこれらの会社については、JRAが事業発注する際の随意契約の比率
の高さも民間では考えられないほどだ。
2兆円超の売り上げの巨大ギャンブル法人。昔はその国庫納付金の多さに甘えていたけれど、世間の
目は厳しくなる一方。さすがに勝手が許されなくなってきた。JRAのホームページには最近、こんな方針
が掲載されるようになった。
「子会社が多く存在し基本的に随意契約となっているが、一般民間事業者からのサービス供給の可能
性や請負金額が市場水準を反映したものとなっているか等を常に念頭におき、適切な契約となるよう特
に注意しております」
例によってわかりにくい文章だが、要は世間並みに競争契約を少しずつ増やしますということ。競争契約
によるコストカットという、一般では当然のことをここまで麗々しく書き立てるのがまず“殿様商売”なのだが…。
>>3
につづきます。
のつづき。
■とはいえ、やっぱり世間ずれ?
で、管理運営会社が代わった冒頭のマスコミ寮がどうなったか? まず、食事の量が減った(笑)。競争
契約で勝ち取ったのだから、当然コストはめいっぱいにカットしているはず。これまで随意契約の恩恵を
間接的に受けていたのだから当然といえば当然なのだが、当の競馬マスコミにはきわめて不評である。
ただし、新しい運営会社がまるっきりJRAと無縁かというと、そうでないのがトレセンの不思議なところ。
食事(当然有料)を作ってくれる寮長さんは、某調教師の実弟。3冠馬を生んだ元調教師の息子でもある。
それがフライパンを振ってスポーツ紙記者に晩ご飯を作ってくれている。
ホントに競争契約だったの? そんなことも思ってしまう摩訶(まか)不思議なトレセンの“実態”である。(了)
JRA公式ギャルゲを作ってみたり、まだ余裕はあるのかねえ
てか、国税と券のシステム落としどころ調整しろよ
誰得なんだよ
エヴァとかAKBとコラボって、ファンが増えるわけねえわ
今年からの審議の改定もファン離れが加速するね
アホだと思うが莫大な儲けは公営のために使われ期待値も低くない
問題は違法賭博のパチンコだ
まあ公営ギャンブルですら「違憲」なんだけどなw
特例法で認めてるだけで。
ユーザーにはネット生中継も選択肢にあった方がいいが各地のウインズは地方が誘致してやっているものだからそれに関わる人には大事で仕方ないところだと思う
特に沖縄県は公営ギャンブルとは無縁で本土まで旅打ちしなければいけない
沖縄県内でギャンブルするには宝くじかパチンコしか手段がない
WINS作ろうとしたら必ず町内会から反対運動が起こるんだよ。
岡山でも既に建物まで出来てたのにポシャった。
数年間その建物は放置された後取り壊されたよ。
悪いけど沖縄にギャンブルはいらんわ
すぐ生活保護もらう癖が付いてる民族だから
これはズブズブだったとこからの恨み節なのか?
入場者共に前年比数パーセント割れだったな。
それがずっと続いて回避不能な所まできちゃったんだろうな。
表舞台ですらそうなんだから、周辺はもっと厳しい現実突きつけ
られてると思う。
個人的にはパチンコ含めた全てのギャンブルの空気が嫌いだから
構わんけど。
随意契約しようが何しようが勝手じゃないの、実際に金を出しているファンが何も
言ってないんなら。
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