3頭出しで臨む藤沢和雄師(61)が、その胸の内を吐露した。独特のダービー感、悲願成就への意気込み、
そしてコディーノの乗り替わりの事情…。隠すことなく、すべてを語り尽くした。
-ダービーとは?
藤沢和師 まだ、取っていないレース(笑い)。ここに出走する馬は間違いなく将来的に厩舎を背負うような馬に
なる。無事にこの時期を乗り切ってもらいたいというのが本心だ。
-ダービーが頂点という考え方が主流だが
同師 エイダン・オブライエン(アイルランドの調教師)のように「ダービー以外は意味がない」という考え方も
あるだろうが、日本は違う。古馬になっても素晴らしいレースがたくさんあるし、それらがファンに支えられている。
ダービーが終わったら3歳で引退する外国とは違う。あくまで通過点。ここを乗り切れば将来が楽しみになる。
-目標ではない?
同師 誤解があったら困るけど、狙っていないわけではない。シンボリクリスエスで青葉賞を勝ったとき、俺も
「この馬でダービーだ」と熱くなったが、負けた。古馬は力が分かり計算もできるが、3歳は成長もするし、
手合わせしていない馬もいる。いまだに教訓として残っている。開業翌年に青葉賞2着から挑戦した
ロンドンボーイは、ボロボロになった。その時にまだ未勝利や500万でバタバタしていた馬が、最終的には
ロンドンボーイより何倍も働き、何倍も素晴らしい馬になった。それが常に頭にある。ダービーは勝ちたい
レースだし、目標にしているレースだが、本当に走るか走らないか分からない時期に壊してはいけないという
思いはあるんだ。
-今年は3頭出し
同師 コディーノは早い時期から牧場でしっかり調教し、朝日杯も皐月賞も使えた。フラムドグロワールも6月、
レッドレイヴンも7月デビュー。3頭は今までにないぐらい健康。これらにチャンスなくして、どれにチャンスが
あるんだという気持ちでやっている。
(>>2
以降に続く)
http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20130522-1131011.html
の続き)
-コディーノの乗り替わりを聞きたい
同師 競馬というのはいつだって負けるもの。1000勝しようが何千回も負ける。だから、負けるのはいい。
負けたからどうこうより、どういう距離で、どれぐらいの馬に育てるか、自分の中でこう育てたいというものが
一過性のものではいけない。コディーノは育っていかなければいけない馬。だけど、自分の中で調教も競馬も
イメージとは違ってきた。世間からは「朝日杯で1番人気で負けたから替えればいい」って言われるけど、
そういうものではない。結果ではなく、過程を見ての判断だ。
-外野からはいろいろな声もある
同師 岡部がタイキシャトルで連勝していても、横山典を乗せたこともある。あの時(97年=スワンS)は岡部に
難しいシンコウキングに乗ってもらった。外野の声は常にあるもので、何をしてもある。替えてもあるし、
替えなくてもある。その声では動かない。俺自身で決め、オーナーと話し合った。自分で決断した。
-新コンビへの期待は
同師 ちょっと折り合いが難しいが、彼(ウィリアムズ騎手)だったら上手に御してくる。掛かるから後方からとか、
掛かるからハナに行くというのは、この馬本来の姿ではない。正攻法の競馬ができるし、競馬が上手。「正攻法で
競馬を」とだけ注文する。
-最後に聞く。ダービーを勝ちたいか?
同師 取らせてもらいたいよね、やっぱり。以前と比べて牧場の調教技術や施設も上がっている。チャンスは
増えているはずだ。
という事は、実は凱旋門賞って、残ったカス馬の祭典なのか
そんなレベルでも勝てない日本馬って、一体・・
ダービーまでで引退した馬は少ない。
近年30年でもプールモア・セクレトくらいしかいない。
ただし、ダービーで燃え尽きたりダービーまでしか
成長できず(早熟)、その後全くぱっとしなくて引退した馬は
佃煮にするほどいるw
凱旋門までは走るよ、3歳馬は古馬よりいい条件で出られるしな
ただし古馬になってまで走る馬は血統的には期待されてなかったり
種馬として評価がされてない馬が多いことは事実だけどな
正しくはダービーが評価の頂点(ダービー>>凱旋門)ということで、日本以上にダービーまでに限界まで持ってくる。
あっちは騎手技術以上に馴致、調教技術が日本より圧倒的に上だしね。
でダービー勝利後、無事ならお釣りでキングジョージや凱旋門賞を走るし、ダメになったら無理に現役を続けずにどの時点でもさっくり引退する。
某農耕馬みたいな馬は基本居ない。
一般人には分からないかもしれんが、競馬人にしたらダービーは特別なんだよ
藤澤だって内心は相当こだわってる
だからこそノリを切ったんだよ
いやぁ、どこに言ってもやっぱりダービーは特別だよ
もう定年近いと思ってた
普段と違ったりジンクスに反したりってことはしないだろw
結局はどんなに勝っても、どんなにリーディングとっても、
ダービー勝てなきゃ殿堂入りの資格すらない、ただの調教師だからな。
馬場状態を考慮したんだろうけど、いくらなんでも外回しすぎw
その後のレースで負けて価値落としたり、怪我なんかされたらたまらん。
ロジユニの悪口はそこまでだ
に勝つ方が馬としては優秀で価値があるイメージがあるが、関係者は違うのか
有馬は何度でも出せるだろがよ
そりゃグレードで言やJC>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>有馬>ダービーなんだろうが
関係者だけじゃなくファンにとってもダービー>>>>>有馬だよ
ダービーは年1のお祭りだからな
個人的には有馬も金杯もたいして変わらんわ、メンバーがいいってだけ
そりゃお祭りだもの
オーストラリアで言うとメルボルンカップは休日にもなるし売上も凄い大イベントだが
所詮は長距離ハンデ戦で勝った馬が人気種牡馬になるわけでもない
デルタブルース「せやな……」
つまりちょっと難しい馬を藤澤師に預けるので、3歳クラシックを取れるような馬が
なかなか回ってこないんだよな。
それが桜花賞しか取れていない遠因になっている。
日本だと年末の有馬。欧州だと夏のバカンス前のダービー
ここが有馬やJCと違う所
ダービーは世界共通語
ゆとり調教でG1勝てる時代は終わったんだよ
アメリカやオセアニアではそんな事ないと思うぞ
欧州の大馬主の極一部しか3歳で引退なんてさせてないと思うんだ
カズヲ「この馬でダービーだ!」
豊「先生、この馬は秋には凄い強くなりますよ!」
カズヲ「秋かよ!」
胸が熱くなるな……
残念過ぎるw
色々ありすぎだろこの人
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